ペン粒のサーブレシーブ
先日、団体戦で優勝することが出来た。
その時の準決勝で少し苦戦したサーブレシーブのシーンがあったので、備忘録を込めて書いておこうと思う。
粒高のサーブレシーブは当てるだけで返球しやすく、しかも変化するので、基本的には入れてればいい。
そのため、サーブレシーブなんて必要ないと思われがちだが、相手のサーブがある一定の回転量を超えるとやはり回転の影響を受ける。
そこで今回は高回転サーブに対する回転別のレシーブ方法をいくつか紹介しておく。
上回転
・カット性ショート
跳ね上がりもしくは落ち際でインパクト。
短く落としてもいいし、深く送っても良い。
・引くブロック
自コートからの伸び上がりの威力を殺して短く落とすイメージ。
しっかり腕を引くことがポイント。
下回転
・ツッツキ
粒ツッツキが上回転になるのを知らない人に有効。
・カット性ショート
少し面を上に向けて粒を倒して切る。
下回転サーブの場合、プッシュカウンター狙いか、深く返って来た球をループドライブなど、深く待ってることが多いので、ネット前に落とすのが良い。
・プッシュ
乗せて運ぶプッシュではなく、弾くプッシュ。
下回転がかかってるほど強く弾く。
横回転
・回転残しレシーブ
ストップの要領でネット付近に落とす。
ボールの底に近い左右どちらかをタッチ。
少し高くなるが、相手コートでかなり球が動くので、引きつけて打つタイプの選手に有効。
・サイドスピンブロック
相手の回転に合わせて、向かってくる球の側面に近いところをタッチして粒を倒す。
低く返すように意識することで台上がうまい選手にも有効。
・カット性ショート
上回転とほぼ同様。一番安定する。
横下や横上回転は上記を組み合わせるか、回転量の多い方(横or下、横or上)に応じたレシーブをすれば良い。
今回の相手は前半は5球目攻撃が多かったが、3セット目からは3球攻撃に切り替えてきた。
横回転サーブが得意な選手だったため、レシーブが浮きやすかったのを狙われた。
早々にサイドスピンブロックに切り替えて、打てないほどの低さと短さで返球し、相手のツッツキをプッシュで決めて凌ぎ切った。
きっとよく直面するシーンだと思うので、何かの参考になればと思う。