アバロックスP500 中国式のレビュー
マシンや対人練習がある程度出来てきたのでレビューしていこうと思う。
・打球感
オールラウンドエボリューションより硬めだが、THE中ペンといったボコボコという感じの気持ち悪さは無かった
しっかりとした打球感で飛び出しは並程度だが飛距離が結構出る
抑えようと思えば抑えられるので良くできたラケットだと感じる
ただ、あるレビューではランロックスより硬いとのことで、周りの評価はイマイチである
・当てるブロック
操作はしやすい
これはラバーの影響もあるが、思ったほどは木材による吸収は少ないと感じた
あくまでもミッドファーストぐらいのポジションだと感じた
・カットブロック
適度な球持ちのおかげで非常にやりやすい
いつもはバックの方が得意だが、なぜかフォアの方がよく止まり弾道も低かった
ラバーの影響でかなりブチ切る事ができる
・プッシュ
やはり弾く技術は難ありだと感じた
ラバーも違うので何とも言えないが、運ぶプッシュが無難なよう
・フォア打ち
これぞ柔らかめのラケットの真骨頂という感じでとても打ちやすかった
下から上に持ち上げるようにして擦ると程よい弾道で飛んでいくが、遅い上回転なので狙い打ちされる
コントロールは非常に良いので、ナックルフォア打ちを練習中である
・裏面打ち
和の極 -蒼-で感じたような飛距離の出しにくさ、打球の違和感は感じず、イメージ通りに出来る
スピードも申し分ないので、自身を持って振ることができる
・総評
たしかに粒高ラバーとの相性はいいと思われる
上板が硬すぎず、柔らかすぎずでほどほどに変化が付けられる
芯材もほどよい飛距離と吸収でバランスが取れた名作ラケットである
飛び出た性能がない分、個人のスキルが大いに影響するラケットだと感じた
いろいろな技術を学ぶのに良いラケット、様々な技を繰り出すのにも良いラケットである
フォア打ちが自分のものになるまで、試合ではRF-Sリフレックスシステム、練習ではアバロックスP500でやっていこうと思う